僕の手付金返還記録

手付金を取り戻すまでの記録

業者の言い訳

業者から電話があった(契約から74日目)

反撃の電話の翌日、業者から連絡があった。
ちょうど、僕が昼休みの時間に携帯電話に連絡があった。

「こんにちは、●●●[会社名]○○[担当の名前]です。」

今までの、高圧的な態度とは変わって、下手に出るような話し方だった。

「あの、これはご相談なんですが・・・

書面の作成は、書面になると作れませんので、弁護士に頼んで作ってもらう形になるんです。
そうなると日にちがかかるので、法的な話になってきて、▽▽様にとっていい話じゃないと思うんです。時間がかかりますから。
今までの気持ちを伺うと、手付金をお返しして、という形にしたいんです。

会社にも私が原因でこじれたので、といって話をするので、
今までの判例でいうと、結局手付金が返ってこないという裁判例もあるので・・・。」


長々と理由をのべてくるが、結局はこれ以上こじれたら面倒なんで、手付金200万円は返すから、契約を白紙にしないか?ということでした。

訳も分からない素人相手に、散々嘘を並べて強引に契約を押し切ろうとし、不利になったら適当に誤魔化そうとする業者。

手付金が返ってこないという裁判例というのも、【裁判】という言葉を出せば、引っ込むとでも思ったのだろうか。

「契約を白紙にしようかという話の前に、あなたが今まで私に説明をしてきた内容は嘘ではないのですか?

この前、あなたが「時間が経過すれば自動的に【履行の着手】にあたるので、土地の契約をしなければならない」という内容は嘘の話でしょう。固定資産がかかるから土地を契約をしないといけないといった説明をして、強引にその場で契約をさせようとしましたよね?

これは法律に違反する行為ではないのですか?」


「えっと・・・。私も説明が間違っている間違っていないとか、法律に関しては若干知識不足のところがありましたので・・・。」

これまで散々「違法行為になりますよ!」などと脅していたにもかかわらず法律には詳しくなかったとは一体どういう了見か。
この担当営業マンは、知識不足のまま説明して、年収の何倍にもなる商品を販売していると言うのだ。

すでにこの会社で、70歳過ぎまで払い続ける住宅ローンを組んでマイホームを購入した方々が気の毒になった。

その後も、言い訳のような話を散々聞かされた上、どうしても会って話がしたいというので、結局次の土曜日に面談をする約束してしまった。